2018年に読んだ本をチョットおさらい。
2018年は20冊の本を読みました。ほとんどは小説。
一番印象に残ったのは、水魑の如き沈むもの(三津田信三)でした。
読書記録の一覧です。
題名 | ネタバレ感想 | おススメ度 |
大転換――新しいエネルギー経済のかたち(レスター・R.ブラウン) | 再生可能エネルギー関連のニュースを集めたまとめサイトのような内容。そこそこ面白く読めます。何となくの方向性は見えますが、定量的で比較可能なデータが提示されていないので、どこまで真実なのか?モヤモヤ感が残ります。 | ** |
データでわかる 世界と日本のエネルギー大転換 | 「大転換」をデータで見る感じの本 | * |
恋のゴンドラ(東野圭吾) | 東野圭吾らしい出だしですが、ミステリーじゃないです。終わり方が好きですが、やっぱミステリーのほうがいい。 | * |
パリ協定で動き出す再エネ大再編 | 不要で助長な文章、表現が多い。ページ稼ぎかな。再生可能エネルギーの入門書になるかも。 | * |
税務署が嫌がる「税金0円」の裏ワザ(大村 大次郎) | 一言でいうと、副業の赤字で節税するということ。基本的な考え方は間違っていないので参考になるかも。内容が薄っぺらいので1時間で読めます。 | * |
家康、江戸を建てる(門井慶喜) | 直木賞作家の旧作。なかなか面白い。 | ** |
鬼神の如く(葉室麟) | 歴史小説好きなので読めたけど、面白くない。 | * |
等伯(安部 龍太郎) | 直木賞受賞作。面白かったです。 | ** |
鬼はもとより(青山文平) | 直木賞作家の旧作。なかなか面白い。 | ** |
アンダーリポート(佐藤正午) | 佐藤正午作品は初めて。なかなか面白かったが、もっと簡潔に書いほしい。 | ** |
東京帝大叡古教授(門井慶喜) | 直木賞候補だったらしいが、イマイチ。 | * |
世界一孤独な日本のオジサン(岡本純子) | タイトルにつられた。孤独にならないためのコミュニケーションの指南本。 | * |
シャドウ(道尾秀介) | 読みやすくて面白い、好みの作品。謎解きが最後にまとめられすぎてる感がある。殺人はないけれど、悪いのは田地先生。「よだかの星」のくだりは必要? | ** |
水魑の如き沈むもの(三津田信三) | かなり引き込まれた。かなり長い長編なのだが、長さを感じさせない。かなり無駄なサイドストーリーがあるのだが、そのサイドストーリーが面白かったりする。結末も好みの感じ。本格ミステリ大賞受賞作。 | *** |
本格力 本棚探偵のミステリ・ブックガイド(喜国 雅彦、国樹 由香) | 本格ミステリ大賞 評論・研究部門受賞作だが、つまらない。 | - |
星の子(今村夏子) | 芥川賞候補。読みやすくて中々面白かった。何らかのオチはやっぱりほしいな。 | ** |
涙香迷宮(竹本健治) | 割と読み進めやすい。黒岩涙香の説明が長すぎる。パズルの謎とき部分はどうでもいい感じ。肝心の小説としてのストーリーは極めて短くシンプル。あまり好きじゃない。 | * |
風の中のマリア(百田尚樹) | ナショジオを小説にした感じ。TVの脚本的。 | ** |
贖罪(湊かなえ) | 久しぶりに読む湊作品。かなり良かったです。ストーリーに既視感があったけど、多分TVドラマを見たのかな? | *** |
月の満ち欠け(佐藤正午) | 多少回りくどい感はあったけど、そこそこ面白かった。直木賞作品 | *** |
昨年年初あたりはエネルギーに興味があったようですが、すっかり興味は失せましたね。
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