NISAに関する面白い記事がありました。
「貯蓄から投資へ」の流れを推進するべく、昨年1月に鳴り物入りでスタートした少額投資非課税制度(NISA)が、2年目を迎えた。しかし、すでに開設されたNISA口座のうち、実際に投資した人の割合は半分以下にとどまる。「笛を吹かずとも踊らず」と、証券関係者は現状を打ち明ける。激しい口座獲得合戦を繰り広げてきた証券業界だが、口座の稼働が高められないと「貯蓄から投資」も絵に描いた餅になりかねない。2年目は正念場の年になりそうだ。(産経新聞)
かくいう自分もNISA休眠派。
投資をしてないかというと、そういうことでもないんですね。投資はしてるんです。
でもNISA口座は使わなかったってことです。
なぜNISAを使わないか。
理由は大きく2つ。
1)損するから
確かに儲かれば非課税なんですが、損した時の救済が一切ないのがNISAなんですね。普通は損益通算といって損しても助けてくれる制度があるんですが、NISAにはそれがない。素人が株に手を出したら損するに決まってるのに、儲かることしか考えてないNISAなんて使えないです。
2)長期投資に向かない
将来のための貯蓄に使えないんですね。NISAは5年まで、もっと長期の株運用を考えているならNISAは損です。
一体誰のための制度なのか首をかしげたくなります。証券業界のための制度のままでは使う人は更に減りますね。
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