スマートフォンの進化とともに、ワイヤレスイヤホンも私たちの生活に欠かせないアイテムとなりました。中でも、コストパフォーマンスに優れた製品を次々とリリースし、注目を集めているのがXiaomi(シャオミ)です。
今回ご紹介するのは、シャオミのサブブランドであるRedmiから登場した最新ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 6 シリーズ」。一見すると同じシリーズに見えますが、実は「Redmi Buds 6 Play」「Redmi Buds 6 Active」「Redmi Buds 6 Lite」「Redmi Buds 6」「Redmi Buds 6 Pro」と、個性豊かな5つのモデルがラインナップされています。
「どれを選べばいいの?」「それぞれのモデルは何が違うの?」
そんな疑問をお持ちの方のために、この記事ではRedmi Buds 6シリーズの全モデルを徹底的に比較!各モデルの主な特徴と、どんな使い方をする人に最適なのかを分かりやすく解説していきます。あなたのライフスタイルにぴったりのRedmi Buds 6を見つけるための参考にしてくださいね。
Redmi Buds 6 シリーズ 比較表
各モデルの比較表をまとめます。
製品名 | Redmi Buds 6 Play | Redmi Buds 6 Active | Redmi Buds 6 Lite | Redmi Buds 6 | Redmi Buds 6 Pro | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
形状 | インイヤー型 (カナル型) | インイヤー型 (オープンフィットに近い) | インイヤー型 (カナル型) | インイヤー型 (カナル型) | インイヤー型 (カナル型) | Activeはイヤーチップなし(または薄型)で開放的。Play、Lite、無印、Proはシリコンイヤーチップで密閉性が高い。 |
イヤーチップ | シリコンイヤーチップあり | なし (または薄型で装着感重視) | シリコンイヤーチップあり | シリコンイヤーチップあり | シリコンイヤーチップあり | |
ドライバーサイズ | 10mm ダイナミックドライバー | 14.2mm ダイナミックドライバー | 12.4mm チタン振動板ドライバー | 12mm チタン振動板ドライバー | 12mm デュアルマグネットダイナミックドライバー | ドライバーサイズは音質に影響。Liteと無印はチタン振動板。Proはデュアルマグネットで、より高音質を謳う場合が多い。 |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.4 | Play, Active, 無印, Proが最新のBluetooth 5.4に対応し、より安定した接続と低遅延が期待できる。 |
ANC (ノイズキャンセリング) | AIノイズリダクション(通話用) | デュアルマイクAIノイズリダクション(通話用) / 風切り音最大4m/s軽減 | 最大40dB アクティブノイズキャンセリング / デュアルマイクAIノイズリダクション(通話用) | 最大40dB アクティブノイズキャンセリング / デュュアルマイク通話ノイズリダクション | 最大50dB アクティブノイズキャンセリング / 3マイクAIノイズリダクション(通話用) | ANC性能はProが最高(50dB)。Liteと無印は40dB。PlayとActiveは主に通話ノイズリダクション。 |
外音取り込みモード | なし | なし | なし | 対応 | 対応 | 無印とProは外音取り込みに対応。 |
バッテリー(イヤホン単体) | 最大7.5時間 | 最大6時間 | 最大7時間 | 最大9時間 | 最大6.5時間 | 無印が最も長く、Playも優れている。ProはANC使用時の性能。 |
バッテリー(ケース込み) | 最大36時間 | 最大30時間 | 最大38時間 | 最大40時間 | 最大39時間 | 無印が最も長く、LiteとProも優れている。 |
充電ポート | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C | 全モデル共通。 |
防水性能 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | IPX5 | IP54 | 無印がIPX5でやや優れており、ProはIP54で防塵性能も考慮されている。その他は生活防水(IPX4)。 |
低遅延モード | 対応 (Bluetooth 5.4による) | 90ms 超低遅延モード (一部機種) | なし (Bluetooth 5.3) | 50ms 超低遅延モード (一部機種) | 50ms 超低遅延モード (一部機種) | Active, 無印, Proは特定のXiaomiスマホとの連携で超低遅延を実現。PlayもBluetooth 5.4で低遅延に期待。 |
EQプリセット/カスタム | 5種類のEQプリセット(Xiaomi Earbudsアプリ経由) | 5種類のEQプリセット(Xiaomi Earbudsアプリ経由) | 4種類のEQプリセット / カスタムEQ(Xiaomi Earbudsアプリ経由) | 対応 (Xiaomi Earbudsアプリ経由) | 対応 (Xiaomi Earbudsアプリ経由) | LiteはカスタムEQも可能。その他もアプリで調整可能。 |
その他機能 | Google Fast Pair、AI通話ノイズリダクション | Google Fast Pair、AI通話ノイズリダクション | Google Fast Pair、AI通話ノイズリダクション | Google Fast Pair、ハイレゾオーディオ(LHDC 5.0対応) | デュアルデバイス接続、空間オーディオ、スマート適応ノイズキャンセリング | Proは最上位モデルで、空間オーディオやデュアル接続など、より多くの高機能が搭載されている。無印はLHDC対応で音質を強化。 |
重さ(片耳) | 3.6g | 4g | 4.2g | 4.6g | 5.2g | Playが最も軽量。 |
デザイン特徴 | コンパクトな豆型 | ステム型で垂直な光沢ストライプ | ステム型でシリコンイヤーチップ | ステム型でケースが横長 | ステム型で光沢とマットの組み合わせ |
各モデルの主な特徴と選び方
Redmi Buds 6 Pro:
シリーズ最上位モデル。 最大50dBの強力なANC、3マイクによる優れた通話ノイズリダクション、空間オーディオ、デュアルデバイス接続など、すべての機能を網羅。高音質ドライバーも搭載し、最高の体験を求めるユーザー向け。
Redmi Buds 6 (無印):
Proに近い高いANC性能(40dB)を持ちながら、LHDC 5.0対応によるハイレゾオーディオ再生が最大の特徴。音質にこだわりつつ、ANCも欲しいユーザー向け。バッテリー持ちも良好。
Redmi Buds 6 Lite:
価格を抑えつつANC性能(40dB)を求めるならこれ。 カスタムEQも可能で、自分好みの音質に調整したい人にも向いています。Bluetooth 5.3と他モデルよりやや古い点は注意。
Redmi Buds 6 Play:
最新のBluetooth 5.4に対応した、軽量・コンパクトな普段使いモデル。 ANCは通話用のみですが、バランスの取れた性能と手頃な価格が魅力。カナル型でフィット感を求める人向け。
Redmi Buds 6 Active:
スポーツや屋外での使用に特化。 イヤーチップなしのセミオープンフィットに近い装着感で、周囲の音を適度に取り入れられます。風切り音軽減など通話品質にも配慮。IPX4の防水も備え、アクティブなユーザーに最適。
選び方のポイント:
ノイズキャンセリング(ANC)の有無と性能:
強力なANCが必須: Redmi Buds 6 Pro または Redmi Buds 6 / Redmi Buds 6 Lite
音質:
ハイレゾ/最高の音質を求める: Redmi Buds 6 Pro / Redmi Buds 6 (LHDC対応)
アクティブな用途/安全性(周囲の音を聞く):
軽量性・コンパクトさ・最新Bluetooth:
予算:
各モデルの価格帯を考慮する。
まとめ:あなたの「ちょうどいい」Redmi Buds 6はどれ?
ここまで、Redmi Buds 6シリーズの主要5モデル「Play」「Active」「Lite」「Redmi Buds 6(無印)」「Pro」を詳しく比較してきました。それぞれのモデルが、異なるユーザーのニーズに応えるべく、明確な強みを持っていることがお分かりいただけたでしょうか。
最後に、あなたのライフスタイルや求める機能に合わせて、どのモデルを選ぶべきかをおさらいしましょう。
「とにかく静寂の中で音楽に没頭したい、高音質にもこだわりたい」なら:
Redmi Buds 6 Pro を強くおすすめします。シリーズ最高のノイズキャンセリング性能と高音質設計で、妥協のないオーディオ体験を提供します。
「高いノイズキャンセリング性能は欲しいけど、ハイレゾ対応も捨てがたい」なら:
Redmi Buds 6(無印) がぴったりです。Proモデルに近いANC性能に加え、LHDC対応で高音質な音楽を楽しめます。
「手頃な価格でノイズキャンセリングが欲しい」なら:
Redmi Buds 6 Lite が有力候補です。エントリーモデルながら最大40dBのANCを実現しており、コスパ重視で静かさを求める方に最適です。
「スポーツや通勤・通学中に安全に『ながら聴き』をしたい」なら:
耳を塞がない設計の Redmi Buds 6 Active を検討してみてください。周囲の音を聞き取りながら、安心して利用できます。
「最新のBluetooth規格で、軽量・コンパクトな普段使いイヤホンが欲しい」なら:
Redmi Buds 6 Play が良いでしょう。バランスの取れた性能と最新技術で、日常使いに最適です。
自分はジョギングで使いたいので耳を塞がない設計の Redmi Buds 6 Activeを購入することにしました。
Redmi Buds 6シリーズは、いずれのモデルも価格以上の価値を提供しようとするシャオミらしい製品群です。機能、デザイン、価格、そして最も重視するポイントを考慮し、ぜひあなたにとって「ちょうどいい」一台を見つけて、新しいオーディオ体験を楽しんでください。
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